Company information
弊社創業者であります龍崎 寿人(故人・享年96歳)が独学で米国の文献より米軍規格に掲載されておりますリン酸皮膜の技術を確立し、このリン酸皮膜を祖業として大栄工業株式会社を創業いたしました。
ある時、日本精工株式会社藤沢工場のリン酸マンガン塩皮膜におけるコンペ(AAR規格)にて優秀な成績を収め、弊社の皮膜が採用されました。以来、50年以上に渡り日本精工株式会社藤沢工場のリン酸皮膜を担っております。
当時、リン酸マンガン塩被膜の膜厚は8~10μmでした。
1968年ころ、膜厚5μm 前後という薄膜化に成功し、様式DR-70Xにて採用されました。更に、1998年に膜厚5μm 以下を保証する皮膜として様式DR-98Xに改良され、現在に至っております。(DR=Daiei Ryuzaki)
大栄機化工業の名前の由来は、このリン酸皮膜の化成処理の「化」と機械加工(旋盤による粗削り)もやっていましたのでその「機」を合わせた造語で、大きく栄えてほしいという願いも込めて命名したと聞いております。
また、もう一つの柱でありますフッ素コーティングは、エヌエスケーワーナー社のシートベルト事業の摺動部品への防錆及びすべり性向上のためのフッ素コーティングを要請され始めました。(フッ素コーティングとリン酸皮膜は相性がよく、コーティング下地としてリン酸皮膜を施工)
その後、日本精工株式会社へ、現在ではオートリブ社に引き継がれています。
バレル研磨加工は、東工株式会社様(大和市)から大量の加工依頼があり、宏商事様(横浜市)の指導の下始めております。
これら三つの事業を通じまして、金属表面処理という分野で地域の産業界に貢献してまいる所存です。
どうぞこれからも末永く大栄機化工業株式会社をよろしくお願いいたします。
大栄機化工業株式会社
小澤 崇博
昭和42年 7月
1,000万円
・金属表面処理
(リン酸マンガン皮膜・リン酸亜鉛皮膜)
(固体潤滑コーティング)
・バレル研磨加工
Access
首都圏中央連絡自動車道「寒川北IC」より車で20分。
湘南新宿ライン「湘南台駅」西⼝よりバス「辻堂駅北口行」にて10分。